Discover yourself. 自分発見・発掘
- Endeavour English Education
- Jan 27, 2021
- 2 min read
Updated: Feb 17, 2021
社交界の華であっても、孤独が好きな個人でも、毎日の生活を営む上で誰かしらと何らかの理由で人とコミュニケーションを図る。それが言葉でなくても仕草や表現、動作で互いの気持ちや感情を伝えることができる。自分が思った事や気持ちを表し、それを相手に伝えることがコミュニケーションである。嬉しい時の正しい笑い方、悲しい時の正しい泣き方の教本に沿って個人を表現しなければならない、などというバカげたルールはない。
母国語での日常会話の中で「あっ、今、助動詞を間違えた」とか、友達とのSNSでのやり取りで相手のメッセージに対して「この句読点の使い方はおかしい」などと評価することはあるだろうか?もしそんなことが頻繁に起これば楽しい会話も弾まない。間違いばかりを気にしていたら母国語だって使えなくなってしまう。教科書のような正確で綺麗なお手本だけが許されるのなら味気のないロボットのようなコミュニケーションで終わってしまう。
自分が話す言葉は自分のアイデンティティである。日本語には色々な方言がある。それぞれの方言には長い歴史があって各自が生まれ育ったルーツを反映するものである。九州弁はヘタな日本語、などと考える人はいるだろうか。日本人が英語を話すときも同じことである。日本人は日本人の発音、アクセント(即ち自分のルーツ)を誇りに思って然るべきである。英語を学ぶということは外国人のモノマネをすることではない。世界に一人しかいない「自分」というユニークなルーツを持つ存在を英語で表現することこそが本当のコミュニケーションなのである。
グローバル化という言葉が昨今では頻繁に使われるがこれは決して西洋化することではないことは言うまでもない。個々が自分の地域、国の境界線を超え、政治、経済、文化、さらには「自分」というユニークなアイデンティティを形成する概念、価値観、趣味、趣向などを公私に渡って幅広く地球規模での情報交換をするために学びと伝授を通してまずはミクロレベルで自己形成していくのがグローバル化の真髄である。
Endeavour English School では単に英語を外国語として教えるのではなく、discover yourself(自分発見)という考えを学習者に提案します。「英語は外国の言葉」ではなく、「自分が使うコミュニケーションのツール、一生の財産」である、という基本概念を持ってグローバル社会への第一歩を踏み出します。





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